Saturday, July 30, 2011

Sydney3 -final day-

さて、シドニー異文化交流旅行最終日。

泊まらせてもらっていた友達のお家エリアは高級住宅地。
リバービューが見渡せて、シドニー中心地から車で約15分。
朝はゆっくりしようと思ってご近所探索から。
ああ、ドリームハウスみたいなのが沢山あって、何件かは売りに出されていた。。
その中の普通の家っぽい物件のアドバタイズメントを読んでみると。。
4ベッドルーム、3バスルーム、リビングルームに1000平米の敷地。
ご購入は一週間たったの3100ドル(日本円にして月々100万円以上!)とな。ローンでそれって!!
きゃーーーーーーー!!!!!高い!
見てるだけー!!がまさにぴったり。ゴールドコーストにもそういえばそんな家が沢山ある。
日本の芸能人が沢山そこのプロパティをご購入されているのは有名な話。
ため息でちゃう。

さて、こんなことしててもなえる。。と思って、また市街地に向かう事に。

うーん。わたし、晴れ女やわー!を実感。
シドニーはずーっと雨で激寒の日々が続いていたらしいが、天気予報もずーっと雨のはずが、わたしがいる間、快晴!!
ありがとう、お天道様。

シドニーの中華街で行列発見!
行列大好きなわたしはなんだかよくわからないけど並んでみる事に。
近づいてくると、おおー。クリームパフ屋さんね!!



いい感じじゃないのー!
そして、いよいよわたしの注文の番!お土産にしようと思って12個オーダー!
いえーーい!記念にパシャリ。



すかさず、店員さんに、
" NO Photos!" と怒られちゃいました。。ごめんなさい。。と言ったものの、もう撮っちゃったもんねー!
そして、アップしちゃったもんねー!
でも、ごめんなさい。



ああ、これはお土産にしようと思ったのに、あまりの美味しさにポイポイ口に吸い込まれていくパフたち。
写真を撮るのも忘れてて、撮ろうと思い出した時には後もう5粒。
5粒なんて残してもしょうがない。と思い、
結局平らげたのでした。。。

それにしても行き交う人がお洒落。
スーツにビーサンというお決まりのブリスベンスタイルの人なんていない!
ああ。ステキ。というか、日本ではこれが普通だった。。危ない危ない。忘れかけてる、色んな事を。。

夕方、また仕事終わりの友人と彼のボスと合流。
ボスはわたしより2つほど下だけど、すごいキレる強者。
スーツはグッチしか着ないらしい。こんな人ブリスベンにいるだろうか。。と思いつつ、
おっとグッチの店自体が無かったと思い出す。
彼に、シドニーのお家は高いですね。と話すと、彼がこう言った。
「超高級レストランや高級車、何でも良い、モノを見て高いと思ったら、それは絶対手に入らない。
なぜ自分がそれを高いと思うのかを追求しなさい。」とな。
おおおおおお!!!
目が覚めた。
目が覚めたではないか!
そうだった。わたしは、いつも日本やアメリカ諸外国との物価を比較し、ごちゃごちゃ理由を付けていた。
あかん、こんなことだからあかんかったのか!!あかんあかん!
ありがとう、ボス。
アホにでもわかる説明、本当に感謝します。
ボスが色々つれて回ってくれて、最終日フライトまでの時間が本当に有意義でした。
お決まりのオペラハウスもボスと行くと凄く綺麗に見えた。ちょっとぼけてるけど。。


それから、オペラハウスのとなりの景色。


ディナーの後、ボスに空港迄送ってもらいました。
離陸29分前にチェックイン(実質アウトの時間なのに)し、無事滑り込みセーフ。
飛行機に乗ったら、隣の女性がとても大きくて、わたしの席の1/3割り込んでた。。
ああ、わたしなんてガリガリなんだ。。と思ってしまった。
でもたった1時間ほどのフライト。すぐブリスベン到着!

ブリスベンに到着すると、すぐさま早くお家に帰りたい一心でタクシーに乗り込みました。
で、シティが見えかけた頃。。

あ。チェックインラゲージピックアップするの忘れた!!

旅を何度もしたわたしが、こんなミスをするなんて。。。
慌てて、国内線の空港まで引き返し、無駄なお金を支払い、急いでターンテーブルに戻ると。。。



一つだけわたしのスーツケースがクルクルとひからびた寿司のように回っていました。。。


さて、絶景Officeとさよならする日はいつだろうか。。
新しい仕事決まるといいな〜!

Sydney2

夕方、ブリスベンで一緒に住んでた台湾人女子達とお茶タイム〜♪
二人とも、ブリスベンの方が好きだと言っていた。ブリスベンにいた時には嫌でしょーがなかったのに!
何がそんなにイヤなの?って聞くと、「街が汚い」「中国人が異常に多い」「英語が学べない」とかなんとか。
なるほど。確かに街はやや汚い。でも、都会に行くとしょーがないことでは。。と思う。
中国人が異常に多いのには異議無し。
英語が学べない事に関しては、それは、どこにいても同じだ。
他の国や都市でも、よく、英語が使えない環境にいないという人がいるけど、
それは自分がその環境を選択していない結末にすぎないのでは?
たとえ、英語が全くいらない日本にいたとしても、英語なんて学べるし使える。と、わたしは思う訳です。
でも、元気そうでよかった。
いつでもブリスベンに戻っておいでよーと言ったが、果たして、そこにわたしが定住するかはダレにもわからない。。

友達が仕事が終わるのを待って、友人の友人たちと合流!
彼等はゲイなのです。
わたしゲイの人たちは凄い凄い凄い好きなのです。
彼等の魅力は、視点がおもろい。自分が好き。物事をしっかり見てる。お洒落が好き。頭がいい。クリエイティブ。
あげたらきりがない〜!
彼等の一人が、日本のゲイコミュニティーってどう?って。うーん。どうなんだろう。
まだまだ社会的には受け入れられてないのが現状かもね。
NYでやっと合法になり、同性結婚ができるようになったし、日本なんてまだまだだと思う。と答えたが果たして、一体どうなのだか。
日本人のゲイの人たちとはなかなか出会ってきていないけど、ゲイの人たちには道行くゲイがすぐわかるそうです。
ゲイの人はシグナルを発して、ゲイ同士、道のすれ違い様にビームを出すそうです。
それはストレートのわたしからは全く読み取れない。
しかも、明らかにゲイの人以外、わたしにはわからない。しかし、シドニーのゲイ比率は凄いと思った。
新しくできたZARAにも一緒に行ったが、メンズフロアの半分くらいはゲイだったらしい。
とってもジェントルマンでカッコいい感じで、女子の心をつかみそうな人迄、ゲイなのです。
その分、ストレートのわたしからすると、この町じゃ、未来のダーリンになる人を探すの大変だ。
しかも、その人がゲイかどうかも、話しただけじゃわからない。
というわけで、ゲイを見抜く方法というのを彼等から教わった。
四川料理を食べながら、本当に色んな話をした。ゲイの人たちって初めてあっても、初めてな感じがしない。
あれ?わたし、ゲイかもしれない。。。いや、正確に言うと本当にゲイの人たちが好きなんです。
しかも、ゲイに見えないタイプのゲイの人。ひゃー♪本当に一緒に話してて落ち着く上に、楽しすぎる!!
ゲイの人って、自分がゲイだって最初は中々わからないんだって。過去に彼女がいた人も沢山いるらしいし。
そして、ひとたび足を踏み入れると逃れられない〜〜!って言ってた。
あー。なんて、奥深いんだ!この世界!!
言い忘れたけど、わたし広東料理が好きだけど、その日から四川料理のとりこになりました!
アヒルのひれとか、グースレバーとか、初めて食べたけど、もう、とろけそうになるほど美味しかった!
ああ、シドニー最高!

面接だったから、そのままスーツだしヒールを履いて街探索。。しかし、12時間以上ヒールで歩き回るのは、応える。。
ブリスベンならどこにでも年中売っているビーサンを買おうと決意し、シドニーのメインストリートのジョージStを舐めるように見て回ったが、皆無!ここでも、文化の違いを感じてしまった。。
やっぱり冬にはビーサンは無いものなのですね。当然と言えば当然なんですが。。
というわけで、ぺたん子ブーツを購入し、街探索続行!
はあ、しかし、ゲイの人たちは、こういうとき完璧を求め、美に痛みはつきものと美を貫くんだろうなー。。
学ぶところ多し。

シドニー旅はラララまだまだ続く〜♪

Sydney1

今週、二泊三日でシドニーに行ってきました〜!
シドニーはそうねかれこれ4年ぶりで、しかも前回は時間が無さ過ぎてほとんど見て回れなかった。
今回はじっくりと!!

飛行場に着いたとたん、凍え死にそうになりました。やっぱ、寒いわー!
でも、発展してる都市はどこも寒いもんだ!NYもロンドンもTOKYOも!!
温かい都市にいるとダラーっとしてしまって、脳みそが活性化しない傾向にあると日常から痛感しているので、
心無しか心躍りますー!!ポジティブーーー!!

最終便で12時前にシドニー市内に到着したので、その日はとりあえず電気毛布が優しいベットで床に着いた。
出迎えてくれた、ワン子。実家の犬とそっくりさん!可愛すぎるー!!



今回のシドニー旅のメインは面接。そして、観光!さらに、ブリとシドの差を思考する旅。

朝は2時間で2つの面接をさっさと済ませ、いざ街探索開始〜!

ランチは、友人御用達のラーメン屋に連れて行ってもらいましたー。

その名も「めんや」
ブリスベンのラーメン屋には無い活気と、まゆげを綺麗に整えたラーメン屋の店員にふさわしい感じの威勢のいいお兄ちゃん方が出迎えてくれました。
よく日本人の「いらっしゃいませ」について友達から質問を受ける。日本のデパートの店員なんかはもう、「いらっしゃいませ」が「いらっしゃいませ」と発音されていない。オージーの友達はデパートのそれを、馬の鳴き声のようだ。と表現した。
本人たちは馬だとは絶対に思っていないはず。。
今回は、これはラーメン屋スタイルの「いらっしゃいませ」と説明しておいた。一体何種類のいらっしゃいませがあるのか。日本は奥深い!

いただいたものはシンプルにとんこつ醤油。
きゃー!ちょっと塩辛いけどおいち〜!
手前がとんこつ醤油で、もう一個が鶏ガラベースの醤油ラーメン!盛り上がりますぅ〜!




あー、ブリスベンにももう少し美味しげなお店ができてほしいものです。
かといって、自分で立ち上げる程ラーメンに執着が無い。。
時の流れに身を任せるしかないかー。ブリスベンはラーメン発展途上都市だということを痛感しました。。

しかし、シドニー日本食レストラン多すぎ!!
向かい合わせに寿司屋が乱立し、店員のレベルもオーストラリア第三の都市ブリスベンとは比にならないほどクオリティが高い。
同じ日本からきた日本人が働いているのに、この差はなんだ!?
しかも、ブリスベンの百貨店(と呼べるようなものはいまいち無いのだが。。)で働く日本人は見た事が無いのに、
もう、そこら中でアジア人が働いている。銀行もアジア人。レストランもアジア人。バスの運転手もアジア人。
どこだーー?ここ!!!って感じ。きっとシドニーの人口の半分はアジア人だ!
紀伊国屋もあるしね。
それにしても、この街にいる日本人の英語力は間違いなくブリスベンと比較すると格段に高い!
そういえば、ゴールドコーストからきた日本人の子がかつて言っていた、ブリスベンの日本人の英語力が高い。
頑張れ、ゴールドコースト!
都市が大きくなればそこにいる人たちの総体的なレベルも上がってくるって事ね。なんかやる気湧いてきた!
こりゃ、シドニーの仕事争奪戦が激しいのも理解できる。


かつては日本人をアジア人とひっくるめて呼ぶスタイルは聞き苦しかったのに、
いつしか自分もそうなってしまっている事に気がついた。なぜこうなったのか。
それは、、、、、間違いない。その通り、目がオージー化して識別できないのだー!!
日本人か、韓国人か、中国人か、台湾人か。。北アジアに関しては識別できなくなっているほど目が衰えてしまった。
典型的なちょっとださい感じのそれぞれの国の人たちは識別できるけど、ちょっと洒落っ気付くともう、無理。。
韓国人はラルフのキャップかぶって、キャップの後ろの穴から緩めにくくったポニーテールを通してくれなくちゃ、わからないでしょ!
中国人は、ちゃんとたれパンダだか、なんだかわからないキャラクターの付いたバックもってよ。みたいな。
これって、日本の芸能界がさっぱりわからなくなり、その後、北アジア諸国のテレビを見ても、どこの国のだかわからなくなる一連の流れにのった結末なんだろうか。。と、一人で解決したってどうしようもないことを考えてみたりした。

シドニーの建物は美しい。メルボルンの方が断然美しいと聞くが、まだ行った事がない。近々メルにはいかなあかん!
シドニーのバーバリーの入っている建物とか素敵すぎる。
写真は、ググったら素敵なカメラで撮られた美しいものが沢山出てくるし、わざわざ取らんでもええわ。。と思いとってません。
それから、ザベスさんがデーーーーンと座っている銅像があるんだけど、そこにいる大道芸人達も、心無しかハイレベル。
そして、その横にあるQVB(Queen Victoria Building)と呼ばれるショッピングモールも古き良き英国的な雰囲気でまたどこにいるのかわからなくなる。。
本当にマルチカルチャーな国やわー。でも、インド人が少ない。。
わたしがオーストラリアに来た時は、右見ても左見ても、エレベーターのっても、タクシーのっても、バスのっても、インド人まみれだったのに。どこにいっちゃったんだろう。彼ら。
わたしに取って、インド人とは、近すぎすぎず、遠すぎずで観察したい人たちなのです。
ありゃ、建物の話から、インド人の話になっちゃった。やっぱり、人間ウォッチングはたのしー♪

Wednesday, July 06, 2011

Fukushima

先日、出会った人。
福島の出身の人。
お家は地震で全壊。
彼女はわたしより年上と思われる女性で、お子さんと一緒にこちらに来られてる方。
お家全壊で、家庭もバラバラになってしまって、半年前には想像もできなかった事が起きてるって。

その女性がいってたんは、こっちにきて、野菜が何県産かを確認せずにスーパーで買い物できる幸せは凄いって。

そうだな。
わたし、平和ボケしてるわ。

今一度、大和撫子になろうと、思いました。

18年間、遠ざかっていた事に再度挑戦しています、わたし。

全くの前向きで負けず嫌いだった本来の自分を取り戻し中。

それが楽しい。